私のお守り本


今日は、私がお守りにしている
2冊の本をご紹介したいと思います。

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実は、2冊を同時にご紹介したのには理由があります。

この2冊、
異なる意味でお守りの働きをしてくれると同時に、
共通する部分もあると、私は感じているからです。


まずは、それぞれの本と個別のお守り要素をご紹介^^

 

 

安部 司『食品の裏側』

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食品添加物を実際に売っていた人が書いている。
食品添加物が実際に使われる(売られる)現場での
 著者の体験が興味深い。
食品添加物に関する知識的な記載もあり。

食育に関する内容もあり。

・あくまでも"情報提供"のスタンスであり、
 何を享受し、何を排除するのかは、読者に委ねられる。


この本を読んでから、買い物の仕方が変わりました。

「美味しそう…」「楽やなぁ…」
スーパーでスイーツや加工品・既製品に囲まれると、
ついつい誘惑に負けそうになります。

でも、この本の影響で《原材料表示を見る》ようになってから、これらの誘惑に勝てるようになりました。

「この化学物質が美味しいと感じさせてるのかぁ」

「これ使えば楽やけど、
 その分余計なものを身体に入れることになるなぁ…」

そう思うと、一度手に取った商品でも、
自然と棚に戻すようになりました。


また、本の内容自体もとても興味深いですが、
私が何より好きなのは、最後にご紹介した項目。

頭ごなしに全てを否定するだけでは、解決にはなりませんよね。

私達は生活の中で常に選択をし続けていく。
そこに他者から与えられる正解・不正解はなく、
あるのは自分がその選択をどう受け止めるかということ。

この本の中の好きな箇所を紹介させてください。

 

「素朴な疑問」を持つことが添加物と向き合う最初の第一歩です。(67ページより)

 

体をつくる食べ物は、こんなに簡単で単純で安くはないはずです。

一度の食事が、食べるのは一瞬でも、どれだけ手間がかかるのかを、子ども達に教えなければいけないのです。手間のかかる食事は、子どもの「体」だけではなく「心」をつくることを知ってほしいのです。(178ページより)

 

消費者もまた、添加物蔓延の片棒をかついでいると言っていいからです。

しかしそれは、逆をいえば、ひとりひとりの消費者行動こそが、メーカーや販売者を動かす機動力となりうる、ということでもあります。

(中略)

あなたの小さな選択のひとつひとつが、日本の豊かな食文化と日本人の心を取り戻す大きな流れにつながるのだと信じています。(239-240ページより)

 

《原材料表示を見ること》
《選択する主体は自分であること》そして、

《心に繋がる食の本質》
を思い出させてくれるお守り本です。

 

 

 

小倉朋子『私が最近弱っているのは、毎日「なんとなく」食べているからかもしれない』

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・食ととことん向き合ってきた著者の独特の視点が面白い。
・食材や自分自身との向き合い方から、料理・食べ方の話まで。
・食への愛がすごい。

・もはや、食の指南書を超えて、生き方の指南書に感じる。

食に向き合い続けることに疲れた時、
この本を読んで癒されています。

こちらも好きな文章を。

 

「忙しくてコンビニでパン1個しか買えないときも、私はいちばん食べたいパンを買って、ありがたいなと思って食べてるんです」(10ページより ※この文章を見て、私はこの本を買おうと決めました☺️ )

 

みなさんのお腹に入る料理はすべて、自分を元気にしてくれる、素敵な協力者。「ぜんぶありがたくて、ぜんぶ大事」と思って食べ始めていますか?(211ページより)


《食べることへの愛》を思い出させてくれる貴重な一冊です。

 

 


次に、上記2冊に共通している部分についてのお話を。

共通するもの、それは、
《自分が主体となって考え・感じ・選択し続けること》
を思い出させてくれることです。


(全ての本や記事がそうではありませんが)
マクロビ関連の本や記事を読んでいると、
「○○だけ食べればよい」とか
「○○も○○も絶対食べちゃダメ」といったような
排他的な側面がどうしても気になってしまいます。

決してマクロビを否定したい訳ではありません。
私自身、玄米と野菜・海藻中心の食生活には大賛成です。

ただ、マクロビに限らず、
そういった"影響力の強い思想"において
一番恐ろしいのは「思考の停止」。

思考を停止させ、
ただただ言う通りにすればよいのだというのは、
いくらその人に有益な思想・情報であっても、
悪質な宗教のようにも感じてしまいます。

 

ご紹介した2冊は、
あくまでも"自分の感覚・選択"を大切にする点に
共感し、安心を覚えます。


以上、私のお守り本のご紹介でした!

興味を持たれた方は、
ぜひ読んでみてくださいね^^


ありがとうございました。